Bunkamuraで開催中のミュシャ展【みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ__線の魔術】に行ってきました!感想レポート
こんにちは、ももかん(@Peach_peace299)です♡
先日、開始前からずっと興味深かったミュシャ展【みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ __線の魔術】にやっと行くことができました。
今回はその感想レポートでございます!
このブログではエステやコスメだけでなく、日々心を動かされたことや、「私の好きなもの」「美しいもの」についても、これからちょこちょこ書いていけたらいいなぁと思ってます♡
よろしければお付き合いくださいませ。
【みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ __線の魔術】
今回のミュシャ展は、7/13から9/29まで渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されています。
正式名は【みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ__線の魔術】。
↓公式ページはこちらからどうぞ
ミュシャの幼少期や初期の作品から、ミュシャからインスピレーションを受けた現代のアーティストたちの漫画やアート作品までを幅広く展示しており、とても見応えがあります。
↓公式ツイッター
\ お知らせ /
— 【公式】「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ ─ 線の魔術」いよいよ9/29(日)まで! (@mucha2019) September 6, 2019
好評開催中 #みんなのミュシャ 🎨
会期末は混雑が予想されますので、早めのご来場をおすすめします😃✨
また、毎週 金・土は 21:00まで開館しています。(入館は20:30まで)
夜の みんなのミュシャ もお楽しみください🌠
混雑状況は、公式HPにて掲載中👌🏼https://t.co/DhaB0q5ekO
公式ツイッターは、作品解説やオリジナルグッズの情報が流れてきたりするので面白いです😊
公式ページからは混雑状況などの情報も見られるので、お出かけされる方はちょっと見てみてくださいね😃
9月29日(日)までで開催終了なので、最後の方になるとかなり混雑するかもしれません。
ミュシャについて
没後80年。時代を超えて、今もミュシャは生きている
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。「線の魔術」ともいえる繊細で華やかな作品は人々を魅了し、ミュシャ様式と呼ばれるそのスタイルは、後世のアーティストに影響を与えてきました。
出典:【みんなのミュシャ】公式HPより
私は中学生くらいのときからミュシャの絵がずっと好きなんですが、ミュシャのプロフィールをちゃんと見たのはそういえば初めてかも。
好きなくせに
「今見ても全然古めかしくない絵柄だけど、100年くらい前の人なんだよね〜。すごいなー」
くらいのテキトーな認識でした(笑)
私はミュシャについて詳しいわけでもなんでもないので、昨晩放送された『新美の巨人たち』を観たら、「おぉ!そうだったのか!」と思うことがたくさんありました。
それを踏まえてもう一度鑑賞できたらいいなあと思います。
もう一度行かれるかはまだわからないけどね…😢
※この記事は『新美の巨人たち』放送前に書き出して、放送終了後に編集してます。遅筆。
次回 #新美の巨人たち は
— 新美の巨人たち (@binokyojintachi) August 31, 2019
アルフォンス・ミュシャ
「モナコ・モンテカルロ」
120年前に制作された
鉄道会社の広告ポスター🛤
要潤さんと現代のクリエイターたちが
その謎に挑みます!
9/7(土)よる10時#テレビ東京 系列にて放送!
お楽しみに💡#ミュシャ #Bunkamura pic.twitter.com/skxAbpHd9V
ももかんのミュシャ展レポート
入場まで
HPから混雑状況を見たところ、週末は19:00-21:00の夜の時間帯が空いていそうだったので、19時を目指して行きました。
夜なのでやはり人出は少なめで、並ばずに窓口でチケットが買えて、そのままスムーズに入場できました。
当日チケットは大人1枚1600円。
会場内はかなり冷房が効いていて寒いくらいです。
上着を持って行かなかったことをちょっと後悔😂
これから行く方は、体が冷えないように羽織ものがあると安心ですよ。
あ、あと駐車場!
今回は図録などの重そうなおみやげを購入予定だったので、車を出してもらって、東急百貨店の地下駐車場に停めました。
Bunkamuraでのチケット・おみやげ購入では、駐車券の割引がありません!!
東急百貨店でお買い物をすると購入金額により駐車場が割引になるサービスがありますが、
Bunkamuraでの購入では適用されないので注意しましょう😱
私はこの日2時間の駐車場利用で1600円ほどかかってしまいました…うっかり。
ミュシャの歴史を追って作品を鑑賞
会場の中に入ると、ミュシャの歴史を追うように作品が展示されています。
日本の美術品も何点か展示されていました。
ミュシャはジャポニスムを好み、その作品にも影響を与えていたんだそう!
あららミュシャさんも日本の文化を好いてくれてたんだねェ、両想いみたいでなんだか嬉しいねェ、と、
ちびまる子ちゃんみたいな口調でしばし感慨にふけりつつ。
序盤で感動したのは、わずか8才で描いたというイエス・キリストの磔刑図。
8才でこんな絵が描けるなんて…! 三十路の私の絵よりすでにうまいやんけ!!
まずはこんな、とてもとても素直で俗っぽい感想を持ちました(笑)
生粋の凡人さが悲しい。
「新美の巨人たち」ではこの絵についても触れていましたが、
『後のミュシャの絵で、人物の後ろに描かれる輪の表現は、イエス・キリストの光輪からきたのでは?』
と解説されていたのがとても興味深かったです。
8才にしてすでに自分のスタイルの原型を見出しているとな!!?
そのセンスの計り知れなさ。ミュシャ、恐ろしい子………!!
そして、挿絵のお仕事などを経て、現在の『ミュシャ様式』を完成させていったんですね。
美女と円モチーフの組み合わせは、今でこそよく見かけるデザインですが、
あれを最初に生み出したのはミュシャなんだなぁ、これが元祖か、さすがオーラが違うなぁ…としみじみ思いました。
はい、今のところ「すごいなぁ」しか感想が言えておりません。
もうバレていると思いますが、私は作文がとても苦手です。
写真撮影可の展示物もあり
写真を撮っても良いスペースもありました。
そこに展示されている絵は、写真撮影が可能です。
私も来場の記念に、数枚撮らせていただきました。
撮っておいて勝手な意見ですが、写真可だと
「近くで観たいけど写真撮りたい人の邪魔かな」とか「撮りたいけど観てる人が邪魔だな」とか、どっちが優先か分からない感じになってしまいそうなので、
私は撮影可じゃない美術展のほうが好きです😣
後世のアーティストたちの作品も見どころ
最後のほうの展示は、1960年代〜のグラフィック・アート、明治の文芸誌やアメコミ作品、最近の日本のゲームやマンガなど、ミュシャにインスピレーションを得た後世のアート作品が見られます。
展示物のヴァリエーションの豊かさが、ミュシャの影響力の多大さを物語っていました。
音楽好きの同行者は、ミュシャ風デザインのレコードジャケットの展示を楽しそうに鑑賞していました。
他にも『ファイナル・ファンタジー』のデザイナー天野喜孝氏のアート作品や、少女漫画作品『アラベスク』の山岸凉子氏の作品などが展示されており、
全体を通してミュシャファンだけでなく、幅広い人が楽しめる展示内容となっていました。
ももかんの感想
綺麗!繊細でオシャレ!作風が好き!とかの感想は、当たり前すぎるので割愛するとして(笑)
今回の展示では『ミュシャからマンガへ』というサブタイトルの通り、ミュシャがマンガに与えた影響をはっきりと見てとれました。
海外の伝統的な絵画というと、主線がなく、色使いや陰影を使って対象を写実的に描くイメージですが、
それはそれで素敵。
ミュシャは線画でメインとなる対象をはっきりと描き、また、一枚の絵の中にいくつもの別世界を散りばめています。
これって、まさしくマンガの手法ですよね!!
ミュシャがいなかったら、今のマンガはなかったかも…!?
そう考えると、マンガが大好きな私が、ミュシャに親しみを感じて惹かれるのは当然のことなのでした。
終わりに
ミュシャの作品がどれも素晴らしかったのはもちろんなんですが、今回一番の発見だったのは、
日々何気なく目にしているものにも、実は至る所にミュシャのエッセンスが潜んでいる
ということです。
子どもの頃から親しんできた作品にも、よく見るとミュシャを感じるものがふんだんに盛り込まれていたりするんですよね。
ミュシャ風デザインと少女マンガって、特に親和性が高くて、ロマンティックなムードが加速します♡
ミュシャが100年以上前に生み出したデザインや表現方法が、現在でも第一線として生き残っているのは、すごいとしか言いようがないです。私の語彙力の関係上。
いつまでも色褪せない普遍的な美しさや、現代の漫画の原型を生み出したミュシャのすばらしさをたっぷりと感じることができたので、今回のミュシャ展はとてもよかったです!!
おみやげに図録とチケットホルダーを買ってきました。
図録は展示された作品が全て載っていて、ボリュームたっぷりなうえ、装丁がめっちゃ可愛い永久保存版です♡
グッズもかわいいものがたくさんあったので、ミュシャを知らない人が
「きれいなものが見たい!」「かわいいものがスキ♡」って理由で行っても満足できると思いますよ。
今月の29日で終了なので、みなさまもぜひ足を運んでみてくださいね!
以上、美しいものからパワーをもらって、ちょっとキレイになった気分のももかんのレポートでした!
長くなりましたが、ここまでお読みくださってありがとうございました。
それではまたね(*´ε`*)